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【伝える保育】を大切に

  • 執筆者の写真: nijiirohoikuen2024
    nijiirohoikuen2024
  • 2024年6月7日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。今日もアクセスして頂きまして、ありがとうございます(*^-^*)


今回は、私の保育観を少し書こうと思います。


日々、子育てをしていく中で「なんだか怒ってばかりだな・・・」と悩んでいる

保護者の方はいませんか?

【怒る】と【叱る】の違いは…なんてこと、よく聞きますよね。


【怒る】… 自分の感情を相手にぶつけてしまうこと

【叱る】… 相手が困ることのないように教えること


ネットで調べてみると、おそらく似たような検索結果が表示されると思います。


大人が子どもに感情をぶつけるような言い方は、【恐怖】だと思います。

なんで怒られているのか子どもは理解できず、ただただ【怖い】からその場を

なんとかやり過ごすようなことを考えてしまいます。


叱るといっても、【相手が困ることのないように】というのは、誰の基準なのでしょう。

これも大人の人生の経験値から考えて、「きっとこの子はいつか困ることがあるから」という

勝手な解釈なのかもしれません。子どもの方から「困っている」というアピールが

あるわけではない状況なら「よけいなお世話」なのかもしれません。


そこで、私は【伝える】ということを頭に置きながら子ども達に話をします。

物事を相手に伝えようとすると、その相手が大人であっても子どもであっても、

どのようにしたら、相手がわかってくれるだろうか…と考えますよね。

一度伝えたことでも、もしかしたら伝え方が難しかったのかな…と、言い方や伝え方を

次は変えてみようとこちら側が試行錯誤しながら頑張って伝えようと努力するはずです。


私はその【伝えようとする努力】こそが【保育】だと思っています。


言葉だけでは伝わらないから、視覚的要素を加えて紙芝居風にしてみよう。

ただ話すだけだとつまらないから、替え歌にしてみよう。

保育者が一方的に発信するだけだと飽きちゃうから、子ども参加型のクイズを加えてみよう。

などなど。その引き出しを多く持っているのが【保育士】という資格を持ったプロだと

思います。


理解できていない受け手側が悪いのではなく、伝える側が最大限の努力と工夫をしていくこと

それが、私の保育の原点となっています。




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